今回は「楽天証券とSBI証券」について徹底比較をします。この記事は7分で読めます。
投資をするならネット証券が良いって聞いたことあるけど、
結局どこの証券会社を使うべき?
楽天証券を使っているけど、SBI証券ってどうなんだろう?
証券会社選びを間違えると、選べる商品が少なかったり、手数料を余計に取られるなど損をする可能性が高いです。
そこで今回は「投資歴17年でFIRE済みのブログ管理人」が、大人気の「楽天証券とSBI証券」を徹底比較して解説します。
この記事を読めば「自分にはどっちの証券会社が良いのか?」が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
\ ポイント還元率重視ならここ /
\ 楽天経済圏の人におすすめ /
- 楽天証券とSBI証券の違いを知らない人
- 楽天証券とSBI証券のどちらを使うべきか悩んでいる人
【結論】
【楽天証券がおすすめな人】
【SBI証券がおすすめな人】
- 楽天証券とSBI証券のそれぞれの良さについて
- 自分がどっちの証券会社を使うべきかについて
- ブログ管理人はどうしているのか?について
SBI証券と楽天証券を項目別に比較
ざっくりとSBI証券と楽天証券を一覧で把握したい方は、以下の「比較早見表」をご覧下さい。
SBI証券 | 楽天証券 | |
①口座開設数 | 720万口座 (SBIネオモバイル、 SBIネオトレードを含む) | 約700万口座 |
②取引手数料 | 0円~ | 0円~ |
③取扱銘柄(外国株) | 9ヵ国 (米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア) | 6ヵ国 (米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア) |
④米国株式の取扱銘柄数 | 約5,000銘柄 | 約4,700銘柄 |
⑤取扱商品数 | 国内株式・外国株式/海外ETF・投資信託・債券・先物/オプション・金/プラチナ・FX・CFD | 国内株式・外国株式/海外ETF・投資信託・債券・先物/オプション・金/プラチナ・FX・CFD |
⑥取引ツール | 国内株式と米国株式は別々のアプリ | 国内株式と米国株式は同じアプリ |
⑦対応制度 | iDeco、NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA | iDeco、NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA |
⑧ポイント制度 | Tポイント Vポイント Pontaポイント dポイント | 楽天ポイント |
⑨使えるクレジットカードと還元率 | 三井住友カード(最大2.0%) 高島屋カード | 楽天カード(1.0%) ただし、2022年9月から改悪 |
⑩キャンペーン | あり | あり |
口座開設数
口座開設数はSBI証券が一歩リードしています。
ただし楽天証券の人気が高く、2021年は楽天証券の新規口座開設は業界でNo.1だったそうです。
会社名 | 口座開設数 |
SBI証券 | 約720万口座(SBIネオモバイル、SBIネオトレードを含む) |
楽天証券 | 約700万口座 |
ネット証券ではこの2社がダントツです。
取引手数料
現物株式の取引手数料はSBI証券が一歩リードしています。
①取引(1約定)ごと、②1日定額プランで手数料を比較します。
①取引(1約定)ごとにかかる手数料(税込)
約定代金 | SBI証券 | 楽天証券 |
~5万円 | 55円 | 55円 |
~10万円 | 99円 | 99円 |
~20万円 | 115円 | 115円 |
~50万円 | 275円 | 275円 |
~100万円 | 535円 | 535円 |
~150万円 | 640円 | 640円 |
~3,000万円 | 1,013円 | 1,013円 |
3000万円超 | 1,070円 | 1,070円 |
取引(1約定)ごとの手数料はSBI証券も楽天証券も同じです。
②定額プランの手数料(税込)
約定代金 | SBI証券 | 楽天証券 |
~100万円 | 0円 | 0円 |
~200万円 | 1,238円 | 2,200円 |
~300万円 | 1,691円 | 3,300円 |
以降100円増加ごとに | 295円ずつ増加 | 1,100円ずつ増加 |
定額プランの手数料は約定代金が100万円を超える場合、SBI証券が一歩リードです。
取扱銘柄(外国株)
取扱銘柄(外国株)はSBI証券が一歩リードしています。
SBI証券では、楽天証券では取り扱いのない「韓国、ロシア、ベトナム」への株式投資も可能です。
ほとんどの人は関わることのない投資先なので、気にせずでOK。
米国株式の取扱銘柄数
米国株式の取扱銘柄数についてはSBI証券が一歩リードしています。比較は以下の通りです。
SBI証券 | 楽天証券 | |
米国株式取扱銘柄数 | 5,002銘柄 | 4,671銘柄 |
米国ETF取扱銘柄数 | 307銘柄 | 324銘柄 |
取引手数料(税込) | 約定代金の0.495% (0米ドル~22米ドル) | 約定代金の0.495% (0米ドル~22米ドル) |
米国株の種類が豊富なのはSBI証券、米国ETFの種類が豊富なのは楽天証券です。
自分が投資する商品に合わせて選べばよいと思います。
取扱商品数
取扱商品数についてはほぼ互角で大差はありません。
SBI証券 | 楽天証券 | |
取扱商品 | 国内株式・外国株式/海外ETF・投資信託・債券・先物/オプション・金/プラチナ・FX・CFD | 国内株式・外国株式/海外ETF・投資信託・債券・先物/オプション・金/プラチナ・FX・CFD |
国内株式 | 東京証券取引所 名古屋証券取引所 福岡証券取引所 札幌証券取引所 | 東京証券取引所 名古屋証券取引所 |
投資信託 | 2676本 | 2673本 |
楽天証券は福岡証券所と札幌証券所に単独で上場する銘柄に投資出来ないことは注意
取引ツール
取引ツールは楽天証券が一歩リードしています。
国内株・米国株を楽天証券はひとつのアプリで管理可能ですが、SBI証券は別々のアプリで管理が必要です。
楽天証券の操作画面は初心者さんには使いやすい設計となっており、人気があるよ
SBI証券 | 楽天証券 | |
PC向け取引ツール名 | HYPER SBI HYPER SBI 2 | マーケットスピード マーケットスピード Ⅱ |
スマホ向け取引ツール名 | SBI証券 株 アプリ SBI証券 米国株 アプリ HYPER FXアプリ HYPER 先物・オプションアプリ 取引所CFD アプリ -くりっく株365 | iSPEED iSPEED FX iSPEED 先物OP |
ツール利用料金 | 無料 | 無料 |
投資情報 | 国内・海外の市況 銘柄情報 四季報 | 国内・海外の市況 銘柄情報 四季報 トウシル(※1) 日経テレコン(※2) |
(※1)・・・「トウシル」とは、“お金と投資をもっと身近に!”をコンセプトに、経済・マーケットの解説や注目の銘柄・テーマの紹介だけでなく、人生におけるマネープランの作り方や生活のお役立ち情報など、投資や証券という枠にとらわれない情報を発信するメディアです。
(※2)・・・日経新聞をウェブで読めるサービスのことです。
対応制度
対応制度はどちらも同じで互角です。
SBI証券 | 楽天証券 | |
NISA | 対応 | 対応 |
つみたてNISA | 対応 | 対応 |
ジュニアNISA | 対応 | 対応 |
iDeCo(個人型確定拠出年金) | 対応 | 対応 |
ポイント制度
ポイント制度はSBI証券が一歩リードしています。
「自分が生活でよく使うポイント」を重視して選んでも、それはそれで正解だと思います。
SBI証券 | 楽天証券 | |
貯まるポイント | Tポイント Vポイント Pontaポイント dポイント | 楽天ポイント |
ポイントが使える対象 | 投資信託 (TポイントとPontaポイントのみ) ※Vポイントは2022年春~夏に対応予定 | 投資信託 国内株式 バイナリーオプション |
還元率(購入時) | <スタンダードプラン> 手数料の月間合計金額 の1.1%相当 | <株式投資の超割コース> 手数料の1%〜2% |
還元率(投資信託保有時) | <保有額:1,000万円未満> 銘柄により異なるが、最低0.1% <保有額:1,000万円未満> 銘柄により異なるが、最低0.15% | 2022年4月廃止(※1) (はじめて残高が到達した1回のみ付与に変更) |
(※1)・・・4月まではSBI証券と同じように、保有残高に応じて楽天ポイントを貰えましたが、2022年4月から改悪されています。 詳しくは以下の記事をご覧ください。
使えるクレジットカードと還元率
使えるクレジットカードはSBI証券は三井住友カード、楽天証券はカードですが、ポイント還元率で見るとSBI証券が一歩リードしています。
SBI証券 | 楽天証券 | |
使えるカード | 三井住友カード 高島屋カード | 楽天カード |
積み立て投資の還元率 | 0.5~2.0% (カードのランクで変わる) | 1.0% (2022年9月から改悪) |
キャンペーン(2022年4月時点)
SBI証券のキャンペーン内容
SBI証券では下記以外にもかなりたくさんキャンペーンを実施しております。
キャンペーン一覧はコチラ。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 | キャンペーン期間 |
【今なら】SBI証券からのカード申込&クレカ積立設定&CPエントリー後クレカ利用で年間最大59,000円相当がもらえる! | SBI証券から三井住友カードを申込み、クレカ積立を設定していただくと、年間で最大59,000円相当がもらえる | 2022/1/1(土)~ 2022/4/30(土)まで |
投信お引越しプログラム! | 他社からの投資信託の移管手数料をSBI証券が全額負担 | 開催中~終わりは未定 |
今から投資信託のクレカ積立をするなら、キャッシュバック額の多いSBI証券をおすすめします!現在、他社からの乗り換えは手数料無料で、顧客獲得を頑張っている印象です。
楽天証券のキャンペーン内容
楽天証券では下記以外にもかなりたくさんキャンペーンを実施しております。
キャンペーン一覧はコチラ。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 | キャンペーン期間 |
ポイント投資でポイント最大+1倍 | 楽天証券で楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定のうえ、投資信託と米国株式(円貨決済)にポイント投資で同月の楽天市場のお買い物がポイント+1倍! | 開催中~終わりは未定 |
新成人の方は当選確率3倍!口座開設キャンペーン! | 期間内に口座開設&初期設定でもれなく200ポイントプレゼント!さらに抽選で100名様に2,000ポイントプレゼント!新成人の満18、19、20歳の方は当選確率が3倍にアップ! | 2022年4月1日(金)10:00~2022年6月23日(木)23:59 |
米国株式移管手数料キャッシュバックキャンペーン! | 米国株式を移管(入庫)していただいたお客様に、楽天証券へ移管する際に他社で支払った移管手数料をキャッシュバック | 2021年11月1日(月)~2022年4月28日(木) |
楽天市場をよく利用する人はSPU+1倍になるのはありがたいですね。
SBI証券が向いている人
- ポイント還元率重視の人(楽天は改悪続きで、人気銘柄はほとんどポイントがつかなくなります)
- 25歳以下(国内株式の手数料が無料なため)
- たくさんの銘柄に投資したい人(銘柄の豊富さはSBI証券がリード)
楽天証券が向いている人
- 楽天経済圏を活用している(楽天グループで色々まとめている人)
- 楽天ポイントを貯めている人
- 日経テレコンを無料で使いたい人(通常は数千円するサービス)
- 人気銘柄(楽天・全米株式インデックスファンドや楽天・全世界株式インデックスファンドなど)に投資したい人
- 操作画面が分かりやす方が良い人(操作画面が初心者向けなのは楽天証券)
SBI証券と楽天証券を両方使うのは?
もちろんありです!
証券会社を複数使うことはよくあることです。
ただし、面倒くさがりな人や投資初心者さんは一社にまとめておくのが無難かと思います。
ブログ管理人はどこを使っているのか?
楽天証券でまとめています。
10年以上前はあれこれ使っていましたが、ポイントや使い勝手のためにころころ証券会社をまたいで管理するのは面倒だったので、楽天証券で全部まとめています。(ブログ管理人はかなり面倒くさがりな性格です)
「SBI証券と楽天証券どっちがいいの?」まとめ
【結論】
【楽天証券がおすすめな人】
【SBI証券がおすすめな人】
楽天証券とSBI証券は正直どちらを選択しても90点か95点かぐらいの差しかありませんので、悩むぐらいなら両方口座開設しても良いと思います。
\ ポイント還元率重視ならここ /
\ 楽天経済圏の人におすすめ /
ちなみに、つみたてNISAやNISA口座はひとつの証券会社でしか開設出来ないのでよく検討してね!