こんにちは、FIRE投資家のカケルです。
今回は投資初心者さん向けに「高配当株を買うタイミング」について解説します。この記事は3分で読めます。
高配当株銘柄の探し方については前回の記事で学んだけど、いつ購入すべきか分からないなぁ。
割高とか割安ってどうやって判断するんだろう。
高配当株の銘柄選びと同等に難しいのが「買うタイミング」です。
投資初心者さんが高配当株の投資タイミングで失敗しないように、投資歴16年でFIRE済みのブログ管理人が「誰でも真似できる高配当株を買うタイミング」について徹底解説します。
この記事を見ながら買い時を狙えば、大きな事故にあう可能性はかなり低くなりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 高配当株を買うタイミングが分からない人
- 高配当株をどこの証券会社で買えばいいか分からない人
【高配当株を買うタイミングは5つ】
【おすすめの証券会社は2つ】
- 高配当株投資の基礎知識
- 高配当株銘柄を購入するタイミング
高配当株投資の基礎知識
配当金とは?
株式投資で得られる利益には2種類あります。
・株価が買値よりも高くなったときに売って得る利益=キャピタルゲイン=売買差益
・株を保有することで得られる利益=インカムゲイン=配当金や株主優待
「配当金」とは、上記のインカムゲインのひとつであり、企業が利益の一部を株主に対して分配するお金を指します。
株を保有すると「株主優待」が貰えますが、これもインカムゲインのひとつです。
「配当金」や「株主優待」は株を保有しているだけでもらえるので、完全な不労所得と言えます。
高配当株銘柄とは?
高配当と聞くと、「配当金が一般的な株の配当金額よりも高い」と思うかもしれませんが、配当金の金額だけでは判断できません。
・配当金が年間1,000円貰える株式A
・配当金が年間2,000円貰える株式B
上記の場合、「株式B」=「高配当」と思った方は不正解です。
見るべきポイントは「株価」と「株価に対する配当利回り」です。
「配当利回り」とは、株価に対する年間配当金の割合を示す指標です。
例えば、株価10,000円の銘柄の株式が、1株当たり年間配当金を500円出していると、配当利回りは5.0%となります。
配当利回り(%)=(1株当たり年間配当金÷株価)×100
株式Aの年間配当金が1,000円で、A社の株価が10,000円なら、配当利回りは10%。
株式Bの年間配当金が2,000円で、B社の株価が40,000円なら、配当利回りは5%。
つまり、A社の方が「高配当」と判断できます。
この配当利回りが「3.5~4.0%以上」の株式銘柄のことを一般的に高配当株銘柄と呼びます。
「高配当株を買うタイミング」を5つのポイントで解説
高配当株を購入しようと思った時、銘柄選びの次に難しいのが「買うタイミング」です。
大きく5つポイントがありますので、それぞれ解説します。
①株価が大暴落したとき
高配当株式購入の基本戦略は「できる限り安いときに買う」です。
株価が大暴落した時こそ、仕込むチャンスと考えましょう。
しかし、株価が下がっている理由が以下のような時は注意が必要です。
- 減配や無配(配当金0円)になったとき
- 不祥事が起きたとき
- 売り上げや利益率が低下したとき
特に「大きな不祥事」を起こした会社は、社会的信用を失っており株価は低迷どころか二度と上がってこない可能性があります。
かんぽ生命とか日産の株主への裏切りはひどかったです。
②〇〇ショックなど市場全体が暴落したとき
2020年3月、記憶に新しい「コロナショック」を例に説明します。
連続増配企業で、企業経営も超優良な高配当株銘柄として大人気のKDDI(銘柄コード9433)ですが、コロナショックの時は株価は3,400円から2,700円まで、わずか1ヶ月で約21%の大暴落となりました。
この時は日本株だけでなく、アメリカなど世界の株式に対して売りが売りを呼ぶ状況でした。
しかし、冷静に考えればKDDIは【①連続増配企業、②自己資本比率は約70%以上、③連続増収増益】であり、コロナウィルスによって携帯やスマホを使う人が減るとは考えにくかったので、迷わず「買うタイミング」と判断できました。
下がり続ける株価チャートを見ながら「買い」を入れるのは初心者さんにはかなり勇気のいることだと思います。
かなり「経験」や「精神力」がいる行為なんですね
③目標の配当利回りになったとき
配当利回りは以下の計算で算出されるので、配当金が同じなら「株価が安ければ安いほど配当利回りは高くなる」ということになります。
配当利回り(%)=(1株当たり年間配当金÷株価)×100
【例】配当利回りの比較
・株価が10,000円、年間配当金が500円の時、(500÷10,000)×100=5%
・株価が5,000円、年間配当金が500円の時、(500÷5,000)×100=10%
自分の狙っている株式の配当利回りが「今」は3%であっても、暴落などで狙っていた配当利回り(例えば5%)になったタイミングで購入するというのもひとつの戦略です。
これは初心者さんには分かりやすい目安かもしれませんね。
④権利落ちのタイミング
大前提として「株主優待」や「配当金」を貰うためには、「権利確定日」の2営業日前までに株式を保有していることが必須です。
- 「権利確定日」・・・「株主優待」や「配当金」をもらえる権利が確定する日(株主名簿に記載される)
- 「権利付き最終日」・・・「権利確定日」から2営業日前(この日に株を買っても何ももらえない)
- 「権利落ち日」・・・「権利付き最終日」の翌営業日(この日に株を買っても何ももらえない)
高配当株を買うタイミングは「権利付き最終日」後の「権利落ち日」に株価が下がったときです。
以下の画像の通り、「権利付き最終日」前後の株価動向をイメージすると、「株主優待」や「配当金」を目当てに株式を購入する人の影響で株価は「権利付き最終日まで上がり、権利がなくなるタイミングで下落する」ことは多いです。
権利落ち後に購入するので、直前の配当金を受け取ることはできませんが、「株を安く買うことができた」ということが重要です。
⑤指標が割安を示したとき
現在の株価が「割高か割安か」どうかを示す指標はたくさんありますが、その中でも特に重要な指標は以下の3つです。
PER(株価収益率) | 15倍以下なら割安 |
PBR(株価純資産倍率) | 1倍以下なら割安 |
ROE(株主資本利益率) | 10%以上が目安 |
※なぜこの数値だと割安だと判断できるのかについては、説明を割愛いたします。
3つの数値を同時に見るには「バフェットコード」を使うのがおすすめです。
公式サイト:バフェットコード(無料で見れるのは日本株のみ)
バフェットコードの使い方
よくある質問は?
ここでは、高配当株の購入タイミングについて、よくある質問について、回答いたします。
高配当株投資をやるならどこの証券会社がおすすめ?
ここでは高配当株投資をする際におすすめの証券会社を紹介します。
SBI証券
おすすめ証券会社第1位は「SBI証券」です。
- 初心者から上級者まですべての人におすすめ
- ネット証券口座開設者数No.1
- IPO取扱銘柄No.1
- IDeCo加入者数、ネット証券No.1
「SBI証券」の魅力は、手数料の安さや豊富な株式銘柄、そしてNISAやiDeCoの取扱など、証券会社に求めるほぼすべてのものを網羅しているところです。
手数料は、現物・信用取引ともにそれぞれ1日100万円まで手数料0円と、とても安いです。
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通常は100株単位での購入のため、株価が数百円の株であっても最低投資金額として数万円(数百円×100株)が必要となりますが、SBI証券のS株は1株から申込OKなので、数百円から購入可能です。
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LINE証券
おすすめ証券会社第2位は「LINE証券」です。
- LINEアプリから簡単に利用できる
- 有名企業の株が1株単位で買える
- LINEPayから入金・出金できる
- LINEポイントで投資できる
「LINE証券」の魅力は、普段利用しているLINEアプリから簡単に利用できることです。
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「高配当株の買い時について」のまとめ
【高配当株を買うタイミングは5つ】
【おすすめの証券会社は2つ】
高配当株投資はインデックス投資と違って購入タイミングが非常に難しいため、投資初心者向きではないと言えます。
しかし、前回記事(高配当株銘柄の探し方)と今回の記事の内容を合わせてちゃんと実行できれば、大きな事故にあう確率はかなり少なくなると予想します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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