今回は5/13(金)に発表された「楽天モバイルの改悪」と「対策」について解説します。この記事は3分で読めます。
(注意)記事は2022/5/13時点の情報をもとに作成しております。
楽天モバイルが改悪し、乗り換え先について悩んでいる人はいませんか?
悩んでいます!もし乗り換えるならどこがいいのかしら?
楽天モバイルの改悪内容を把握せずにそのまま使い続けると、金銭的に大きく損をします。
そこで今回「FP2級保持、家計管理のプロであるブログ管理人」が、「楽天モバイルの改悪内容とおすすめの乗り換え先」について解説します。
この記事を読めば「楽天モバイルの改悪の詳細」と「今後どうすべきか」について分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 2022年7月以降の楽天モバイルの改悪内容を知らない人
- 楽天モバイルから乗り換えを検討している人
- 2022年7月1日から、1GB以下の通信でも毎月980円かかる(新プランへの以降は全員強制)
- 毎月1GB以上使っていた人はその他特典等の恩恵でお得になる
- 楽天市場で毎月5万円以上使う人でダイヤモンド会員の人は実質0円での継続使用は可能
- 通信料が毎月3GB未満の人は楽天市場を使うなら現状維持でもOK
- 通信料が毎月3GB以上の人は「povo2.0で通話の契約+IIJmioで自分に合う通信料をesim契約」がオススメ
- 改悪前の楽天モバイルについて
- 楽天モバイルの改悪内容について
- 楽天モバイルの新たなサービスや特典について
- 楽天モバイルの改悪対策について
- ブログ管理人はどうするのかについて
改悪前の楽天モバイルのプラン内容は?
楽天モバイルの料金体系は通信料に応じて3段階の1プランのみとなっており、月々の通信料が1GBまでなら0円、1~3GBまでなら980円、3~20GBまでなら1,980円、20GB以上は2,980円です。
通信料を節約すれば、携帯料金を0円で維持出来るのが魅力だよね。
楽天モバイルの改悪内容とは?
いつから改悪?
7/1から新プランに強制以降されますが、2022年10月末までは実質0円での運用は可能です。(8月末までは0円、9月と10月は料金相当分の楽天ポイントが還元される)
新プランの内容は?
今回Twitterをざわつかせたのは、上の図の青枠部分です。
通信料が1GBまでであれば0円だったのが、今後は通信量が1GB未満でも980円かかるようになります。
通信はほとんど使わなかったから毎月0円で安心してたのに・・・。
0円運用していたユーザーには大打撃ですよね。
改悪で影響を受けるユーザーは?
「楽天改悪」でトレンド入りしていますが、実際に改悪の影響を受けるユーザーは「通信料1GB以下で0円運用していた人」です。
改悪と同時に新サービスや楽天グループで色々特典が付くので、0円運用していた人以外はお得になります。
楽天モバイルの改悪と一緒に発表された新サービスとは?
単純に0円運用が出来なくなっただけなら改悪のみの最悪の事態でしたが、楽天グループでサービスが向上する部分があります。詳細は以下をご覧ください。
楽天市場でのSPU倍率が+2倍(条件達成時)
楽天市場をよく利用する人で、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を知らない人はいないでしょう。
2022年6月1日より、SPUの条件に以下の2つが加わります。
- 楽天モバイルの利用で+1倍(今までもあったが、さらに+1倍になる)
- ダイヤモンド会員で+1倍
(注意)それぞれ月1000ポイント付与が上限
毎月1GB以上使ってたし、楽天市場もよく使うから私にとってはありがたいわ。
「毎月1GB以上使う人」と「楽天市場を使う人」にとってはむしろメリットしかないんです。
楽天グループサービスの一部で料金値下げ
上記の4つの楽天サービスが期間限定で無料になり、さらに無料期間終了後も値下げとなります。
この値下げを好意的にとらえたユーザーは多そうです。
10分通話かけ放題が15分に延長
楽天モバイルでは「Rakuten Link」を使えば24時間無料で通話可能なので、お金を払って「1回10分通話かけ放題」を契約している人は多くないと思いますが、通話かけ放題の時間が「1回10分から15分に延長」されます。
この恩恵はありがたいと思う人はかなり少数と思われます。
楽天モバイル公式メールサービスが無料提供
楽天モバイルでは今までキャリア独自のドメインのメールを取得することは出来ませんでした。
しかし、今回新たなサービスとして「楽天モバイルのキャリアメール」が無料で使えるようになります。。
ドメインは「@rakumail.jp」らしく、3大キャリアと違ってすぐに楽天モバイルと分かりにくいです。迷惑メールと勘違いされそうです。
みまもりアプリの提供開始
開始時期は未定ですが、昔から他社で提供されてきた「子どもをインターネット上の危険から守るアプリ」が提供される予定です。ただし、5/13時点での情報ではAndroidのみでの提供予定となっております。
法人サービスの開始
法人専用のプランが新設されます。楽天モバイルは電話が弱く、圏外になることもしばしばあるのでどこまで需要がある不明です。
その他サービスについて
- 「Rakuten Link」のメッセージ削除機能
- 「Rakuten Link」のデスクトップ版の提供
楽天モバイルの改悪対策について
楽天モバイルを0円で引き続き運用したい人
楽天市場のSPUについて新設される「楽天モバイルを使う+ダイヤモンド会員」を達成出来れば、SPUが合計+2%となります。
これを利用し、楽天市場で毎月5万円以上お買い物をする人は楽天ポイントが今までより2%(5万円なら1,000ポイント)多くもらえるので、実質0円で運用が可能です。
すでに毎月5万円以上楽天市場を使っている人にとっては影響なさそうですね。
楽天市場で毎月5万円使うことがない人(esimが使えるスマホを想定)
このまま楽天モバイルを0円で使い続けることは不可能です。乗り換えを検討する必要があります。
乗り換え先の候補として「povo2.0」をオススメします。povo2.0の基本料金は0円です。
ただし、povo2.0は6カ月以上0円状態で使用すると、強制解約となるので注意
私も使っているpovo2.0の詳しいレビューはコチラ→【徹底レビュー】povo2.0の速度や使用感について
通話について
通話は有料ですので通話かけ放題が欲しい人は、「5分通話かけ放題(月550円:税込)」をトッピングすればOKです。
通信料について
「通信料」についてはpovo2.0でトッピングする場合、1GBは使用期限が7日間で390円(税込)、3GBなら使用期限30日で990円(税込)で安いとは言えません。
通信料の契約だけで最安値なのは「IIJmio」の「esim」で2GB(440円:税込)です。
「【通話】はpovo2.0で5分通話かけ放題、【通信】はIIJmioで2GBまで」ってことよね?料金は550円+440円=990円で、楽天モバイル(1,078円)よりは安いけど、これ微妙じゃない?
楽天モバイルなら通話かけ放題で通信は3GBまで使えるので、毎月3GB未満しか通信しない人にとっては、楽天市場のことを考えると楽天モバイルの方がむしろ良いです。
ケース別プラン案まとめ
楽天市場のSPU目的のみで0円運用していた人(サブとして使用していた人)
→楽天市場で毎月5万円以上購入する予定がないなら、0円運用の継続不可。解約やむなし。
通話を全く使わない人(メインとして使用している人)
→「povo2.0(トッピングなし)+IIJmioで自分に合う通信容量」=最安値は440円(税込)
5分以下の通話を使う人(メインとして使用している人)
→「povo2.0(5分通話かけ放題トッピング)+IIJmioで自分に合う通信容量」=最安値は990円(税込)
5分以上の通話を使う人(メインとして使用している人)
→「楽天モバイルで現状維持」=価格は1078円(税込)
ブログ管理人はどうするのか?
私は現在「povo2.0+楽天モバイルesim」で運用しており、「通話かけ放題+25GB通信可能」の状態で毎月2163円(税込)を支払っております。
楽天市場はふるさと納税時期以外はあまり使わないので実質0円での運用はできませんが、5分以上の通話をよくするので「時間制限なしの通話かけ放題」は必須です。
「楽天モバイルの改悪対策と乗り換え先のおすすめ」まとめ
- 2022年7月1日から、1GB以下の通信でも毎月980円かかる(新プランへの以降は全員強制)
- 毎月1GB以上使っていた人はその他特典等の恩恵でお得になる
- 楽天市場で毎月5万円以上使う人でダイヤモンド会員の人は実質0円での継続使用は可能
- 通信料が毎月3GB未満の人は楽天市場を使うなら現状維持でもOK
- 通信料が毎月3GB以上の人は「povo2.0で通話の契約+IIJmioで自分に合う通信料をesim契約」がオススメ
今回の楽天モバイルの改悪はSPU狙いで0円運用していた人を一掃するような衝撃的な発表でしたね。
今回の報道を受けて基本料金0円の「povo」がどういう動きを見せるのか?今後に注目したいところです。
下記の記事は「携帯プランの選び方の記事」も参考になりますので、合わせてぜひご覧ください。