こんにちは、FIRE投資家&家計管理マイスターのカケルです。
今回はSBI証券から新登場する「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」について解説します。この記事は5分で読めます。
インデックス投資をしている人なら、「S&P500」と「全世界株式」の投資信託を購入している人は多いと思います。2022年1月17日からSBI証券にて新たな全世界株式のインデックスファンドの募集が開始します。信託報酬やその他詳細、他社商品との違いについて確認しましょう。
- 新商品「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」の詳細について
- その他の「全世界株式インデックスファンド」との違いについて
SBI・V・全世界株式インデックスファンドとは?
2022年1月17日からSBI証券にて募集開始される新たな投資信託です。「全世界株式」に投資する投資信託の中でも手数料は格安となっているのが特徴です。
連動対象は?
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
ベンチマークとする「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は先進国25ケ国、新興国23ケ国、約48ケ国を対象としており、各国市場の時価総額上位約98%をカバーする広範なインデックスとなっています。
大型・中型・小型株式、約8,000銘柄から構成されています。
投資対象は?
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
販売手数料は?
なし
信託報酬は?
0.1438%程度
信託財産留保額は?
なし
その他「全世界株式」を投資対象とするファンドとの違いは?
人気の全世界株式のファンドは?
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)→通称:オルカン
- 楽天・全世界株式インデックスファンド→通称:楽天VT
連動対象は?
- オルカン→MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)
- 楽天VT→FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
楽天VTの連動対象は「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」と同じです。
オルカンがベンチマークとする「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」 は先進国25ケ国、新興国26ケ国の約49か国を対象としており、各国市場の時価総額上位約85%をカバーする広範なインデックスとなっています。
大型・中型の約3,000銘柄から構成されています。
販売手数料は?
- オルカン→なし
- 楽天VT→なし
信託報酬は?
- オルカン→0.114%(SBI新商品より安い)
- 楽天VT→0.212%(SBI新商品より高い)
信託財産留保額は?
- オルカン→なし
- 楽天VT→なし
現状の積み立て商品から乗り換えすべきか?
手数料を考えると・・・
- 楽天VT派の人→乗り換えを検討しても良いかもしれません。
- オルカン派の人→現状維持で問題ないと判断します。
まとめ
- SBIの新商品は楽天VTをライバル視しているように見える
- 楽天VT派の人は乗り換え検討が必要かも
私自身「全世界株式」については、「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」のみ積み立てしているので、今回紹介したSBI証券の新商品を新規で購入するつもりはありません。